タロットカードとルノルマンカードの違い

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神秘性が強いのがタロットカード

タロットカードとルノルマンカードは、何も知らない人にとっては、非常に似ているものではありますが、そのカードの成り立ちや神秘性には大きな違いがあります。

タロットカードとルノルマンカードの違い

特にタロットカードは、占いにおいて神秘性を重視しており、占星術や数秘術などの流れも受けて、精神世界の深い所まで考えて鑑定を行います。

よりカードの意味を深読みするというのがタロットカードの特徴なのですが、鑑定結果が抽象的になってしまいがちであるという欠点があります。また、趣味レベルから初めて占い師になったタロットカード占い師も多いため、占いの質がかなり落ちているのが現状です。

本当の力がある占い師は、タロットカードだけではなく、数秘術やルノルマンカードなども合わせて占うものですが、タロットカード占いは単体で行われることが非常に多いです。

ルノルマンカードは的中率が高い

タロットカードに対して、ルノルマンカード占いは的中率が高いと言われるほどに、一度に占いで鑑定するカードの枚数が多いです。カードを引く順番、カードが組み合わさって示される意味の深さ、マダム・ルノルマンが作り出して残したものなどが今でもあり、タロットカードのスプレッドに比べても、より詳細まで相談者の内容が読み取られます。

一度に使用する枚数が多いため、自然と分析することも多くなり、占い師にもその負担が多くなるのですが、相談者の過去も、未来も一気に占えるというメリットはやはりルノルマンカードの優れた部分です。

18世紀から19世紀にかけてマダム・ルノルマンは、この占いで相談者の死を予測して言い当ててしまうほどに強いもので、占い師のパワーが強いほどに的中率は高くなってきます。

カードの枚数が異なる

タロットカードは、合計で78枚(小アルカナ56枚、大アルカナ22枚)を使用し、ルノルマンカードは、プチ・ルノルマンカードの場合36枚使用します。グランジュード・ルノルマンカードでは54枚のカードを使用するのですが、近年のほとんどのルノルマンカード占いでは36枚のカードを使用しています。

これはやはり、54枚を使用するタイプは占い師の能力不足、体力不足もあり、また、相談者にとってもかなり長い時間をかけた占術となるため、実用的な枚数として36枚のプチ・ルノルマンカードが選ばれています

占い師によっては54枚のカードを使用して、事前に聞いた相談内容に合わせて36枚まで絞り込んでから占いを始める場合もあります。

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