ルノルマンカードとは

ルノルマンカードは、ナポレオンの死を予言したカードでもあり、18世紀頃から存在しているカード占いです。グランジュード・ルノルマンカード:Grand Jeu de Lenormandと呼ばれる54枚のカードのものと、今の時代に多くの方が使用している36枚のプチルノルマンカードがあります。

今、ルノルマンカードと言うと、この36枚のカードのを示すことがほとんどで、諒設計アーキテクトラーニングのルノルマンカード占い資格講座で学ぶのも、36枚のカードの基本と活用方法です。

このルノルマンカード占いを生み出したマダム・ルノルマンは、神智学やジオマンシー、錬金術などにも長けており、複数のカードを合わせて物事を占うという今では当たり前に真似されている占い方法の仕組みを築いた人でもあります。

このルノルマンカードは占い判断が難解で、タロットカード占いにも似た部分もあるのですが、タロットカードなどに比べるとルノルマンカードの方が確実に難しくてレベルが高いものです。初心者で学び切るのはかなり難しいものがあり、最低限タロットカードの知識が必要になるでしょう。

より多くの学習時間をルノルマンカードに費やせる人の場合は初心者でも学ぶことは可能ですが、占い鑑定まで行うとなると経験が全てになってくるので、資格取得後の努力が何よりも重視されます。

タロットカード占いとの違い

タロットカードとルノルマンカードの違いはカードの枚数、カードの絵柄だけではありません。最大の違いは、占いのうち、どの程度具体的な結果を導き出しているか、という具体性にあります。

タロットカード占いで示される結果は抽象的で、理解が難しく、占うタイミングや相談者の要素、占い師のスキルに応じて変化するのですが、ルノルマンカードの場合は、カードの示す結果がより具体的で、抽象的表現が選びづらく、的中率や言葉による断定が強いです。

タロットカードが地面の下にある現象を見るものだとすれば、ルノルマンカードは地面の上に、地下の要素がどのように影響して体現するかを示してくれるものです。占い師にとっては相談者に示す言葉により具体性が増し、相談者にとってはよりハッキリとした指示を受け取ることになるので、的中率も自然と高くなります。

タロットカードは相談者への伝え方で、相談者が感じ取る意味が全く変わりますが、ルノルマンカードの場合はかなりハッキリと明瞭に結果を伝えることになるため、メッセージ性が強く、具体的に体現されるものしか出てこないとも言い換えられます。

抽象的な物が少ないのが特徴であるため、占い師の力が十分ないと、使いこなすのは難しいでしょう。

占えることはタロットカードと似たようなもの

ルノルマンカードで占える内容は、タロットカードと似たようなもので、相談者の悩みに対しての提案、恋愛、仕事、家族などに関係する事柄などタロットカード占いよりもより具体的な結果が出てきてくれます。

カードが示す答えだけではまだ一般人にとってはわからないことが多いため、ルノルマンカードが示した結果を占い師が分析、分かりやすく解説して伝えることになります。

タロットカードよりは枚数が少ないので、暗記することは少し減るのですが、具体的な結果を出してくるため、言葉による解説力や、説明力、説得力などが求められます。

難易度が少し高いのですが、具体的な意味を示すカードと、そのカードの意味、カードの組み合わせから、相談者に適した答えを導き出すことになるので、一度できてしまうと後は幅広く応用が可能になります。

ただし、このルノルマンカード占いを学ぶには、プロや経験者の判断、考え方、相談者への伝え方を学ぶ必要があります。占いの基本として、相談者を満足させつつも、相談者が望む方向へ、結果につながる方向に導くことが大切です。

カードの結果で出てしまったからと言って、良すぎる結果、悪い結果も何も考えず、言葉も選ばずに伝えてよいわけではありません。

ルノルマンカードの歴史と文化

ルノルマンカード占いはジプシー占いと呼ばれる場合もあり、ナポレオンの奥様お付きの占いをしていたマドモワゼル・ルノルマンによるものと言うことは既に述べたとおりです。

18世紀から現代に至るまでプロの占い師には注目されていたものですが、カードの大きさや占いの難しさ、的中率などから一般レベルが学ぶには難しすぎるものともされていました。

このルノルマンカード占いは、未来まで占えるものであり、マダム・ルノルマンがやっていたように人の死を見抜いてしまうようなこともあります。他人、または、自分の死が見えてしまうのは占いとしては非常に危険で、リスクも高いものがあります。

ルノルマンは1772年に洗礼を受け、幼い頃は舞台女優を目指していたのですが、翌年1773年には父を失い、1777年には母も失ってしまいます。

1780年に入学したモンサルトコルベントスクールという女学院の頃に力に目覚めて、1786年パリにいた義父の元で働いている時にカバラとピタゴラスの数秘術を商店のお客さんから譲り受けたことからルノルマンの人生が大きく変化し始めました。

1789年にはイギリスで学びたいために、宝くじを見事当てて、イギリスに渡るという導きもありました。その後、フランス革命の最中という非常に不安定な時代の中で、様々な予言を的中させてながらも、身を隠す時期もあり、失恋することもあり、占いの結果を残すこともあり、と大変な人生を送った人物がルノルマンです。

ルノルマンカードは追加の占い要素に役立つ

ルノルマンカード占いは、他の占いと合わせて使うことで、占いの精度や占いの的中率を高めることが可能です。

ルノルマンカードだけで占いをしても良いのですが、ルノルマンカードは世間ではまだあまり知られていないため、タロットカード、数秘術などと合わせるとより相談者に選んでもらえるようになるでしょう。

とくにマダム・ルノルマンが数秘術も学んでいることから、数秘術を生かすことで、精度が高まることが考えられます。数秘術は相談者の生年月日などが必要なのですが、最低限の個人情報だけで占いができるため、相談者に占い師としての力もより認めてもらえるようになるでしょう。

ただし、ルノルマンカードの存在を知らない人にはなかなか理解されないので、しっかり解説、説明できるように学ぶ必要があります。そのため、諒設計アーキテクトラーニングのルノルマンカード占い資格などをアピールすることで、少しばかり提案が楽になるでしょう。

スピリチュアル色が強めのカード占い

ルノルマンカード占いは、タロットカード占いと近い部分はありますが、より具体的な答えに近いものが出てくるということと、占い師の力が重視されるために、スピリチュアルな雰囲気を持って進められることもあります。

タロットカードや数秘術を合わせて、それぞれの占い師の特別なオリジナル手法スプレッドを用いて占うこともあるため、過信しすぎないほうが良いでしょう。

スピリチュアルだからといって当たらないということはないのですが、スピリチュアルな占いになる場合は、占い師との相性もかなり影響するため、良い占い師に出会える運も必要かも知れません。

そんな良い占い師になりたいと思う方は、まずはルノルマンカード占い資格のようなスキルを身につけて、現場でもすぐに使えるようにしていきましょう。

【感想】占いの仕事を増やせた

元々、占いを仕事にしているのですが、手相、タロットカード、六星占術など、どんどん新規参入組み占い師もやっているような占いでは利益を上げにくくなってきました。

占いは誰にでもできるものではないですが、やっているものが増えれば、占って欲しい人からすると手近に占い師がいて、程々の価格でお願いできるのならば、誰でもお願いしてしまうというのは理解できますし、そういうものでもあります。

そこで、私に必要になったのが新しい、他の人がやっていない特別な占いで、まさにちょうどよいのがルノルマンカード占いというものでした。もちろん、私自身の占い師としての評判に集まってきてくれる人も多くいましたが、価格が安く依頼できる人が多いと、新規の方はなかなか訪れてくれず、安い方に流されてしまっています。

そのため、話題性があって来てくれる人を増やせば、格安で低品質で占っている人とは比べ物にならない、本格的な私の占いに接していってくれれば、安かろう悪かろうというものに気づいてもらえるだろうと思いました。

悩みを抱えていても、自分で解決できる方のほうが多いですが、ルノルマンカード占いならば、力がある方の将来をのぞくこともできるため、ターゲットとできる人も増やせました。

【感想】流行りのルノルマンカード占いの資格を見つけた

占いが趣味でタロットカードや数秘術、六星占術などを嗜んでいる中で、手相や霊視などにも触れることがありました。そこで知り合った占い師の方とお話していた時に、ルノルマンカードというものがあるというお話になって、ルノルマンカード占いを知りました。

その占い師の方も練習中、修行中ということで覚えるのが大変、読み取るのが大変というお話を聞いていて、ワクワクしていました。

私もそんなルノルマンカードを学びたいと思ってテキストや学習サイトなどを探している時に見つけたのが、ルノルマンカード占い資格でした。これまで資格までは取ったことがなかったので、資格取得を目指して楽しく勉強を進められています。