36枚全て使うグラン・タブロー
現代のルノルマンカードでは、36枚のカードのみを使用するプチ・ルノルマンカード占いが主流です。この36枚のカードを使用する占いでは、36枚全部を使用する場合と、3枚から9枚だけ使用する場合に分かれます。

この判断は、占い師が相談者の悩みを聞いてから下すことが多いため、これが絶対に正解だとする方法はありません。
36枚全て使用するグラン・タブローでは、見なくて良いものまで見えてしまうことがあるので、悩みがそれほど大きいものではない場合は、シンプルな結果になるように答えが明確な9枚だけ、または、3枚だけを見て鑑定することもあります。
タロットカードやホロスコープ・数秘術と合わせることも多い
ルノルマンカード占いでは、そのカードの成り立ちの関係でタロットカードに似た視点を持つ場合があります。また、カードのデザインによって、ホロスコープや数秘術といったマダム・ルノルマンが学んだ事を重ねるように占うようにすると、より良い結果が導かれるでしょう。
ルノルマンカードだけではなく、様々な星の元で相談者の過去、現在、未来を読み取り、相談者の悩みに対して、解決策やアドバイスを提示できるようにしましょう。
ルノルマンカードだけでも占いに時間がかかるものです。そのため、事前に1時間前後は占いに時間がかかることを伝えたり、事前に生年月日と名前だけ教えてもらっておいて数秘術やホロスコープを分析すると良いでしょう。
とくに数秘術のマスターナンバーは、ルノルマンカード占いでもカードの数字と関わりを持つ可能性があるので、占いの精度を高められるでしょう。
死と病を見てしまったらやり直し
ルノルマンカード占いでも、相談者の死が見えてしまうことはあります。そういう明らかにリスクの高い占い結果が出た時には、注意を促しつつも、占いをやり直し、カードを再度引いてもらうようにしましょう。
ルノルマンカードは的中率が高いため、遠すぎる未来の死を見てしまうこともあるので、その扱いは要注意です。もちろん、その人に本当に死が迫っていて、危険であることをルノルマンカードが導いていることも考えられます。
それを踏まえると、対人関係、死のカードが出ている時には、夜道の移動は避けるよう伝え、家の戸締まり、家族の安全、護身用具の備え、防災用品の備えなども伝えるようにすると良いでしょう。
占いでは稀に本当に相談者の命に関わる結果が出てしまうことがあるので、そのような場合には取扱には注意するようにしましょう。


