カードの持つ意味
この大鎌のカードの意味は「危険・災難・事故・有害・事件・切り捨て・断る」などがあります。大鎌のカードは数字でNo.10、10ヶ月、10番目といった意味もあり、キリの良い数字ということで「切る」という意味合いを含むことを忘れないでください。

そもそもカードの名前も「大鎌」であるため、切断、切り口、切り傷などに由来する危険や事件が起こる可能性を考えて鑑定結果を分析しましょう。
このカードを引いた場合には、包丁、料理のように「切る」事に関係する物事に気をつけたり、恋愛でも2人の間を切り裂くような物事に警戒したりするような必要があるでしょう。
仕事の場合には、仕事の事故で何かを切断したり、取引先との関係を切ってしまうような事が起きてしまったりするかもしれないと警告しましょう。
カードの読み取り方法
この大鎌のカードは「事件・事故」の意味を持つため、相談者に対して事件や事故が起こるかもしれないことを伝え、運転、仕事、家庭でのトラブルにも気をつけるようにアドバイスするとよいでしょう。
カードの意味からすると、危険を知らせてくれるカードなので、怯えるほどの必要はないのですが、「事件や事故」に関する意味合いを無視するのはあまり良くはありません。
仕事や恋愛の物事に関しては「断る・否定する・拒否する」などの行動を推奨するようなものとして出てくることもあるので、相談者の様子、相談内容によっては、やろうとしていることを断ったり、辞めたりしたほうが良いことを伝える必要もあります。
ただし、「災難」という意味にもあるように、個人の努力ではどうしようもないような事もあるので、防災や減災などに注意を促すように提案するのも欠かせません。
相談者への提案方法
カードの組み合わせにもよりますが、一緒になって出てきたカードに追加で意味を添えるのがこのカードの役目です。恋愛や仕事、お金に関するカードと一緒に、この大鎌のカードを引いた場合には、その事象で危険、災難、事故が起こる可能性があることをしっかりと伝え、改善策や対策も伝えるようにしましょう。
時には恋愛を切り捨てる必要があると伝えたり、今の仕事を切り捨てて、新しい仕事を選んだほうが良いという道筋を示すような提案をするのも良いでしょう。
このカードの示す道筋の先に大きな怪我や、命にかかわる災難に行き着いてしまう可能性があります。そのため、占い師は相談者に具体的な対策、あきらめることを提案する、など相談者にやや強く提案しないといけないことになるため、言葉選びは気をつけるようにしましょう。


