紳士・淑女で性別ごとに占う
ルノルマンカードを利用して占う時には、相談者の性別に合わせてカードを区別する必要があります。

もちろん、紳士、淑女のカードを区別せずに、そのまま36枚全部のカードで占いを行っても良いのですが、判断する要素が他人にまで及んでしまう事があるため、占い師に負担が多くかかるようになります。
異性関係のカードが出てくると、その人自身ではなく、相談者のパートナーや相談者に影響が大きい人の方に流れを持っていかれてしまうことがあります。そのため、占う人は1人になるように考えてカードを読み取りましょう。
相談者の直感を引き出すこと
ルノルマンカードを引いてもらう前には、相談者の心ができるだけ綺麗で穢がなく、直感に従ってカードに触れられるようにしましょう。
カードを引く時に相談者の心が乱れていて、今抱えている問題と関係がない事を考えてしまうと、占い師が聞いた相談内容と相談者の思っていることに差が出てしまって、カードの導きが安定しなくなってしまいます。
ルノルマンカードを引いた結果は、相談者の心にあることに対しての答えになります。そのため、ルノルマンカード占いを行う前に、相談者自身が悩んでいることをしっかりと見極め、その悩みに向き合っている状態でカードを引くようにする必要があります。
この相談者の心を安定させるためには、フリートークやお茶、相談者に一人で瞑想してもらう、占いの空間を薄暗くし、雰囲気から相談者の心を落ち着かせる、アロマを利用するなど、色々な方法があります。カードを引く際に、心に余裕が出来るように、事前に占い師から提案するようにしましょう。
占い師の心を清純に保つこと
ルノルマンカードのように、カードの的中率が高く、占い師の心が綺麗でないと良い結果を導き出せないというような占術では、占い師の精神やメンタルレベルを高め、心が乱れていないようにする必要があります。
占い師も人間なので、睡眠不足、空腹、性欲など煩悩はできる限りなくした状態で占いに臨む必要があります。そうせずにいると、カードの導きが崩れてしまうことがあります。占い師自身がその空間、カードを支配して占いを行うので、占い師自身もしっかりと心を整えるようにしましょう。
カードの鑑定結果をまとめるには、脳が冴え渡っていないといけない場合もあるので、寝起きギリギリには取り組まないようにしたり、頭の体操などで意識のコンディションを整える事も重要です。


