36枚スプレッド占い|ルノルマンカード占い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

36枚スプレッド「グランタブロー」

ルノルマンカード占いで、最も力が強いとされているのがグランタブローと呼ばれる占い手法で、プチルノルマンカード36枚全てを使用して占う方法です。

36枚スプレッド占い|ルノルマンカード占い

4枚はキーカードなどとして手前に配置し、あとは1行8枚、4列並べるような感じで横長にルノルマンカードが並ぶことになります。36枚のカードが全て並ぶ様子は壮観ですが、占い師にとってはそれからの鑑定は非常に大変なものがあります。

相談者の過去、現在、未来、さらに前世や来世の頃まで見えてしまうこともあるため、占い師に力がないとルノルマンカードの本質を見抜けないことがあります。

特に未来を見るときには、その未来がどれくらい先のことなのか気づけなければならず、1ヶ月後なのか、1年後なのか、100年後なのかによって、相談者に伝えるべきかどうかも変わります。

枚数が多いと時間がかかる

ルノルマンカード占いで36枚全て使用して占う場合は、相談者に事前に時間がかかることを伝えておきましょう。鑑定するのにも時間が必要で、相談者がカードを選んでいくのも時間を要します。

他の占いに比べると相談者に係る負担が大きいため、途中ティータイムやおやつタイムをはさみつつ占いを進め、セッションすると良いでしょう。

相談者と占い師の時間の流れが重なる占い中の瞬間は、それぞれの体のリズムを少しでも合わせたほうが良いので、浄化も兼ねて、ハーブティーなどを一緒に味わっても良いとされています。

これらは占い師が用意するのが普通で、占い料金に含ませておくべきものですが、だからといって占い料金を高くするのは根本的に間違っています。お水取りなどで本当にきれいな澄んだ水を使って、静かな火を使用してお湯を沸かしてお茶を入れるなどという工夫も必要です。

大人数を占うのは難しい

この36枚スプレッド・グランタブローでは、短い時間で1人の占い結果を出すことはできません。また、パソコンなどでシステムを組んで占いをするようなことも不可能です。カード一枚一枚の意味の捉え方はカードの出方、順番、配置によって変わるので、自動化することは到底不可能です。

また、相談内容に合わせてキーカードを変えることも考えると、力がある占い師でない限り、この手法を選ぶことは不可能です。

書籍を出していても実力が伴わないようなビジネス占い師では、この方法を簡単にマスターすることはできず、依頼を受けて1日に1人1時間から1時間半かけて占うような、本当に少人数で行う方法でしか鑑定が出せないものです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加